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弁護士がお届けする、SNSとブログの法律知識

弁護士が解説!スクショをSNSやブログに載せる正しい方法(文字,記号も入れてOK?)

スクショを載せるのは法律的にOK?

自分のブログやSNSに、他人の文章・写真・動画を引用するには、著作権法上の条件を満たす必要があります。

ただ引用の仕方にも色々あり、

・本の一部を、自分のブログに打ち込む

・他人のブログやHPから文章をコピペする

・他人のブログやHPから写真・動画をダウンロードして、自分のブログにアップする

こういう場合の引用方法は、下記記事で解説しました。

弁護士が解説!著作権法で認められた「引用」の条件とは?

では、他人の文章や写真、SNS投稿、HP・アプリ・WEBサービスの画面等をスクショ(スクリーンショット)して載せる場合でも、同じ方法で引用できるのでしょうか?

※スクショ=PCやスマホの画面全体又は一部を画像として保存すること

例えば、次のような場合です。

・他人のブログやSNS投稿のスクショを撮って、SNSに上げる

・アプリの使い方を説明するために、スクショを撮って、文字や記号(「○」「←」など)を入れた上でブログに上げる

結論

著作権法上の引用条件を満たせば、引用可能です。

つまり、自分で文字を打ち込んで引用する場合や、コピペして引用する場合と同じ条件で可能です。

具体的条件は下記記事で解説していますので、ご参照下さい。

弁護士が解説!著作権法で認められた「引用」の条件とは?

ここでは、スクショ特有の注意点について補足します。

過剰に引用しないように注意

スクショの場合、PCやスマホの画面全体を撮った状態で、SNSやブログに載せがちです。

引用条件の一つに、「引用の目的上正当な範囲内であること」というものがあります。

画面全体を引用してしまうと、余分な部分まで引用するリスクがあります。
そうなると、「正当な範囲を超えている」ということになりかねません。

ですから、スクショした画像を適宜切り取った上で引用しましょう。

スクショに加工するのは必要最小限に

例えばアプリの操作方法を解説する場合、「このボタンを押します」という説明とともに、押すべきボタンに「○」が付けてあると分かりやすいですよね。

こういった加工を加える際は、著作物の「改変」に当たらないようにするか、必要最低限の改変にとどめるように注意して下さい。

「どういう場合にこの限度を越えるか?」というのは、ケースバイケースです。

明確な基準を示すのは難しいですが、次のような場合はセーフと考えて良さそうです。

・プライバシー情報が載っている部分を黒塗りする

・操作説明のために、必要最小限の文字や記号を入れる

・レイアウトやアップロード容量の都合上やむを得ない範囲で、画像を小さくしたり画質を落とす

他方、次のような場合はアウトになる危険があります。

・特に必要性がないのに、画像を歪めたり、荒い画像にしたり、加筆したりする

・フォトフレームアプリや写真加工アプリを使って、引用する写真の印象を変えてしまう

・スクショ元にあった文章・写真なのか、後から加えた文章・写真なのか分からないような加筆・加工を行う

まとめ

今回は、自分のブログやSNSに、他人の文章や写真のスクショを載せる「法律的に正しい方法」をご紹介しました。
基本的には、スクショでもコピペでも同じ方法で可能です。
ただ、スクショ特有の注意点もあります。
アプリの操作説明などのために、文字や矢印を入れたスクショを載せる方もいらっしゃるので、ぜひご覧下さい。